〜銀河の森とひだまりの記憶〜

クレイアートの展示情報
なんでもない日々のつれづれを
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ボブ・ディラン日本公演が終わり
だいぶ日も経ったが

いまだ、日常にもどるのが大変な程 余韻とたわむれる毎日が続いている。


わたしのつたない言葉では 伝えきれないので

今回は感想を記すのは放棄しようかとも思ったけど

少しでも吐き出さないと

次へ進めそうにない(笑)。

ほんとうに何も手についていないから おそろしい。。。


それほどに 今回のライヴは 衝撃的だった。


「ボブ・ディラン 来日記念サイト」


自分のために記す、かなり感傷的かつ個人的なだらだらとした感想なので
読み苦しいところが多々あるかと思います。
興味あるかたのみ、続きをどぞ。。

1日目、間近で彼を観る幸運に恵まれたこともあって

興奮状態で頭がぼーっとしていたような気がする。

まさに目の前でディランが歌っている。

まるで夢の世界に舞い降りてしまったかのような この非現実感を払拭したいがためか 

終始ディランの表情や彼の一挙手一投足から目が離せず、

この日は演奏そのものをあまり覚えていない状況だった。

今まで自分が目にしてきた映像で知る限りは ディランは無表情で歌っているもの
と思っていたけれど

その優しく豊かな表情にすっかり魅せられる。

あんなに笑顔を見せるのかー とか

あ、舌出してる、 とか 

うなづいてる とか

声を出して笑ってる  とか

おどけたり おどったり、茶目っ気たっぷり セクシーな 68歳である。

彼のブルーアイズが ステージに降りそそぐライトを反映して

透き通るほどの美しさを放っていたのが印象的だった。

老いてもなお、

ディランが見せる豊かな表情の中には、やはりヤングディランの面影がありありと残っていて

どきどきしながら眺めていた。


これは現実なのか?

そんなことを冷静に考える瞬間がないと

興奮のあまり おかしくなってしまうのではないか、と

ときおり自分を俯瞰せねばならなかった。

隣を見れば なんとかはぐれずにすんだ友人の一人(男子)が

顔をぐしゃぐしゃに濡らしながら号泣していて

見渡せば そんな人が至る所にいる。 

その光景が不思議でもあり感動的でもあった。


> ノリノリのロックなのに、なぜか多くの人が涙を流している。 ボブが言う「人生の真実」に触れているからだろう。

そんなことを言うファンもいて、妙に納得してしまう。。

この日(26日)は聴きたかった曲が前出していたので、

その曲は聴けないんだなあと諦めてはいたが、

なんとずっと定まっていたアンコール枠のセットリストが一部変更、

日本公演初出、「風に吹かれて」が最後にキタ。

会場はもうすごい熱気で、歓喜で泣き叫ぶ人も多かった。

ディランも相当にご機嫌だった様子で、ステージを去る前に小さくガッツポーズをしていった。

1. Leopard-Skin Pill-Box Hat (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
2. Lay, Lady, Lay (Bob center stage on harp)
3. Just Like Tom Thumb's Blues
(Bob on keyboard and harp, Donnie on lap steel)
4. Every Grain Of Sand (Bob on keyboard then center stage on harp)
5. Summer Days (Bob on keyboard, Donnie on pedal steel)
6. Sugar Baby
(Bob center stage on harp, Donnie on pedal steel, Stu on acoustic guitar, Tony on standup bass)
7. Tweedle Dee & Tweedle Dum (Bob on keyboard, Donnie on pedal steel)
8. Make You Feel My Love (Bob on guitar, Stu on acoustic guitar)
9. Honest With Me (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
10. Po' Boy
(Bob on keyboard and harp, Donnie on pedal steel, Stu on acoustic guitar, Tony on standup bass)
11. Highway 61 Revisited (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
12. I Feel A Change Comin' On (Bob on keyboard, Donnie on lap steel)
13. Thunder On The Mountain
(Bob on keyboard, Donnie on pedal steel, Stu on acoustic guitar)
14. Ballad Of A Thin Man (Bob center stage on harp, Donnie on lap steel)

(encore)
15. Like A Rolling Stone (Bob on keyboard, Donnie on pedal steel)
16. Jolene (Bob on keyboard, Donnie on lap steel, Tony on standup bass)
17. Blowin' In The Wind (Bob on keyboard then center stage on harp, Donnie on violin)


そうして 2回目(29日)、
この日が日本公演千秋楽。

なんといっても最終日、奇跡を期待せずにはいられなかった。

場所的には後ろのブロックだったので、ステージからは離れてしまったけれど、

一段高い、仕切りバー最前列を譲ってくれた方がいて、

チビの私でも、ステージ全体を見渡すことができた。 ほんとうに感謝です。。

前回とちがい、この日は落ち着いてゆっくり観ることができた。

友人の持ち寄った双眼鏡のおかげで、
確かめたかったオスカー像も見ることができ、

また、ディランをはじめ、メンバーの指先や表情、汗がとびちるところまで
見えてしまった。

双眼鏡凄し!

前日はかなりロック的要素の強い演奏だった印象だけど

この日の彼はブルースマンだった。

ディランはこの日も2曲を除いて、ずっとオルガンを弾いていた。

2フレーズしか弾けないけれど、

決して上手いと言える演奏ではないけれど、

あれはやはりディランにしか弾けないものだった。

やっぱり変な人というか 不思議な人だ。。

バックバンドの風体といい、ディラン自身といい、

ひょっとするとディランは
リトル・リチャードあたりを目指しているのだろうか。。。

となんとなく思ったり。


そうして、この日、奇跡は起こる。

まずは、直前でセットリストに差し替えがあったようで

それがなにかと思えば、ThinMan(迫力あるすばらしい演奏なのですが)を外し

ほとんど歌うことがないと言われていた Forever Young  に。

これはさすがに わたしも泣いた。

会場内は いくつもの世代の枠を超えた観客たちが感動し

ディランにありがとうと心の中で叫んでいるのが見てとれるような

熱い空間と化していた。

アンコール最後の曲が始まる前に行われる 恒例のディランによるメンバー紹介。

これがディランが話す唯一の時とされてきたのだけど、毎回紹介のみで終わる。

が、今回一言だけ発した。

しかも日本語で いきましょう! と。

照れ笑いをしていたけれど、かなりご機嫌だったのだろう。

それはたちまち観客に伝わり、会場の興奮はピークを迎える。

そして更なる奇跡。

もちろん朝から期待はしていたことだけど、
滅多にダブルアンコールはしないと言われているディラン。

その彼がセカンドアンコールに応えてくれた。
鳴り止まない大歓声と拍手の中、再びステージに登場したのである。

とうとう彼のネバーエンディングツアーも終わりに近付いているのか、、

そんなことを思わせてしまうほど

この日本公演最終日、相当な盛り上がりをみせた。

ディランは、毎回曲目もアレンジも変えて演奏する というのは
ファンの間では周知であるが、

今回のこの日本公演では64曲の異なる曲を演奏したそうだ。

1日で、9曲ほど変わることもある。

これはほんとうにすごいこと。

そしてディランの記憶力には頭が下がる。


そんなディランチロルも わざわざ並んで買っちゃったよ。。

当分食べられそうにないね。。
 

ずっと憧れていた人が

映像ではなく、すぐそこで、目の前で歌っている。

もうそれだけで すごい。

そんな体験ができたことを幸せにおもう。


ぶれることなく 変化し続け、我が道を転がり続ける ボブ・ディラン

なんたるパンクおやじだろう。

自分を生きるってことを まざまざと見せつけてくれた。


ありがとう ディラン。

またいつの日か。

1.     Rainy Day Women #12 & 35
2.     It's All Over Now, Baby Blue (Bob center stage on guitar and harp)
3.     Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)
4.     My Wife's Home Town (Bob centere stage on harp)
5.     I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)
   (Bob center stage on harp then keyboard)
6.     Spirit On The Water (Bob on keyboard and harp)
7.     Cold Irons Bound (Bob center stage on harp)
8.     Desolation Row
9.     The Levee's Gonna Break (Donny on electric mandolin)
10.     When The Deal Goes Down
11.     Highway 61 Revisited
12.     Can't Wait (Donny on electric mandolin)
13.     Thunder On The Mountain
14.     Forever Young
       
      (1st encore)
15.     Like A Rolling Stone
16.     Jolene
17.     All Along The Watchtower
       
      (2nd encore)
18.     Blowin' In The Wind (Donnie on violin)
      

そうそう つい忘れてしまうけれど

今回のサポートメンバーに チャーリー・セクストンも参加。

80年代後半、チャリ坊の大ファンであった従姉に連れられて

川崎での来日公演を観に行ったことがあるけれど

正直 変わっていなかった。 歳を重ねても、やはりイケメンはイケメンだった。

ギターの演奏も馬鹿テク披露で

マイク・ブルームフィールドを彷彿とさせる

ハードエッヂなブルースギターが炸裂。

かっこよかった !
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Comment








やー、読んでるだけで目頭が熱くなりましたよー。
でも、本当の意味での臨場感ってのは、
ライブに足を運んだ人だげが味わえる特権ですよねー。
ホント、うらやましぃ〜

チロルチョコ、食べたくなったらコンビニで買ってきて、
こっちは我慢した方が絶対いいよー。
ディランと過ごした日々の事、そしてこの日のライブの事、
いつでも思い出せるように、ずっと取っておくのがいいと思いますよー。
from. こーた | 2010/04/02 21:39 |
こーたくん

ほんとすごかったよー。
いまだ頭ん中、ディラン、ディランで、大変こまってます(笑)

最近出た、ディランのインタビュー集で、

「スタジアムで望むようなサウンドを提供できるか」の問いに対して、

「できない。屋外ではだめだ。最高のサウンドが得られるのは、こぢんまりとしたクラブだ。四方が壁に囲まれていて、音が跳ね返る場所。この音楽は、そんな場所で聞いてもらいたい。」

って答えているのが載っていたんだけど、
今回の日本公演はまさに、ディランが理想とするライヴ形態だったようです。

そもそも日本は好きみたいだし、今回の盛り上がりで、ディランは相当ご機嫌だったから、
(そいえば公演中、ギターをプレゼントできた人が今回いて、最終日、ディランはこの人に対して深々とおじぎをしていたよ!)
そう遠くない将来、また日本ツアーに来てくれるんじゃないかなあ。

>チロルチョコ、食べたくなったらコンビニで買ってきて、
>こっちは我慢した方が絶対いいよー。

うん、そうするよー。
周りからは、食べちゃいなよーって言われて
正直ちょっと心ゆらいだけど、
そうだよね、ずっと取っておく。
カビはえても取っておくー。

チョコってカビはえるのかな。。

よかったら
今回のライヴの音源が、すでにyou tubeにupされてるので聴いてみてね。
http://www.youtube.com/watch?v=p7ztBXBwaVw

http://www.youtube.com/watch?v=wSZ-oYnTdWs


それと、これは日本公演後の韓国での公演の様子です(ぶれまくってるけど)
http://www.youtube.com/watch?v=2ZlPa4mAJhA

from. emcopain | 2010/04/03 00:35 |
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