〜銀河の森とひだまりの記憶〜

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なんでもない日々のつれづれを
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木曽福島 後編
朝早くに起きると同時に、疲れを癒しなさいと、おばあちゃんが手作りの生姜煮と梅キューを部屋に持ってきてくれた。

なによりの 心遣い。 しかもほんとうに疲れがとれるほどに 美味しい。

おばあちゃんは御歳89歳。一人でこの宿を切り盛りしてきたのだとか。
もうほんとに頭が下がる。

他にも 永六輔かと一瞬見間違う男性が暮らしているようで、息子さんかと思いきや
東京出身の大工仕事をされてる方だそうで、
日本中の山を旅して回って、この土地に落ち付き、
今はこの宿に居座っている(おばあちゃん曰く)のだそうだ。

永六輔さん(仮名)は、聞き捨てならねえな。居座ってるんじゃないやい。手伝ってるんだい。と仰っていたが 笑。

さて
この日の予定は、じっさいうごいてみないと分からない程、つめこんである。

ここ木曽福島周辺は 多くの見どころがあるらしいが、
 
駅前の観光所でもらったパンフレットにのってるような観光地には どうしてもそそられない。
携帯があるとネットでいろいろな調べものが瞬時にできるから
こういう時、ほんとうに便利だなあと思わざるをえない。

あるブログでひっかっかった”秘境湖”と、柿其渓谷という2つの場所にかなり惹かれ、
詳しく調べるにつれ、どうしても行きたくなってしまった。

しかし、どちらも木曽福島の駅を起点に車で1〜2時間で行ける範囲ではあるが、
バスは途中までは出ていても、そこから先の足がなく、
それぞれ同じ方向ではないので、仮に徒歩で向かったとすれば、
帰りの電車の時間を考えると、もう一か所は諦めなくてはならない。

さて どうするか。 

考えるまでもなく 二人とも どちらかを諦める気がしない。
そして幸運にも 木曽福島駅前には レンタカーの店が。
そしてここにはドライバーがいる→ぶーちゃん (わたし→のーらいせんす)

とうことで 即レンタカーに連絡。幸い、安い車を予約できた。
車を使えることで、時間を大幅に節約できるので、一通り見て回ったら
木曽福島からの帰りに途中下車をして、奈良井の宿場町に立ち寄ることが可能かもしれないと、まるでここから旅が始まるかのよに 二人とも大盛り上がり。

これで、この日の予定は
木曽福島散策 → 柿其渓谷 → 秘境湖 → 木曽福島 → 奈良井

しかし予定は未定。これを合い言葉に
先ずは早朝から木曽福島の町に飛び出した。

袖卯建や千本格子、なまこ壁の土蔵が残る江戸時代の懐かしい街並や
それぞれに名前の付いた江戸小路が
いたるところにある。

それから木曽川沿いに向かう。

今回の旅でも結構な衝撃を受けたのが、
木曽川沿いに並ぶ「崖屋造り」の家々。川にせり出したように家が立ち並ぶ。
下から見上げるとかなりの迫力がある。

木曽川の川岸近くまで山が迫って平地の少ない木曽福島では、
明治40年ごろから木曽川沿いの崖を削って岩盤の上に床を張り出して家を造り、
狭い土地を有効に使おうと工夫をしてきた末に生まれた光景だそうだ。

窮屈そうに立ち並んでるそれぞれの家にキャラクターを感じてしまう 笑。ぶつぶつ何か言ってそうにも見えるし、今にも崖から足を抜き出して歩き出しそう。

思い浮かんだのは天空の城ラピュタ。こんな町並がラピュタの1シーンにも使われていたよな気がしたんだけど。。記憶違い?



他にも だいじょうぶかなーと思わず心配になってしまいそうな家が何軒も。


そしてどこの家も、両隣り隙間なく建てられている。 長屋みたいだね。

数時間見て回ったが、まだまだ見て回るところはありそうだ。
いろいろな景観を楽しめる木曽福島。

それから宿へ戻りチェックアウト。

最後まで孫娘のように接していただいた おばあちゃん。

今度はぜひ手料理を食べにきてちょーだいね、と。

帰り際、お腹が空いたら飲みなさいとヤクルトを手渡され、

わたしたちの姿が見えなくなるまで手を振っておられました。

おばあちゃん、どうぞお元気で。長生きしてください。


さ、いざ 秘境へ!

つづく




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