〜銀河の森とひだまりの記憶〜

クレイアートの展示情報
なんでもない日々のつれづれを
不定期にお送りします

©2008 saoriyasunaka all rights reserved.
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- - -
Rufus Wainwright
先日 ルーファス ウェインライトの来日公演を観てきた。

かなり期待していたけれど、期待を遥かに超えたステージ。


あまりの美しさに 絶句。

言葉にできないほどの感動を覚え

からだが ふるえた。

涙がとまらなかった。


(ここから先長いです。どこまでも個人的な感想によるライブレポです。興味ございます方のみどぞ))

 
この日のライブは二部構成となっていて

第一部では、
全編ピアノ弾き語りのニュー・アルバム 『All Days Are Nights: Songs For Lulu』 
を再現するライヴで、
“連作歌曲”として全編通してピアノを弾きながら演奏する。

ルーファスの要望で
ステージに現れてから 退場するまでは すべて演出に含まれるため
一切の拍手も歓声もNGとのこと。

開演ブザーと共に、会場はシーンと静まりかえる。
荘厳な雰囲気のなか
ルーファスがオペラ歌手をイメージした 衣装を身にまとい(ちょっとエルトンジョンばりのね)
静かに 一歩一歩 ステージ中央のピアノへ向かって歩いてくる。

おもしろくて 一瞬ふきそうになりながらも ドキドキしながら見ていた。

バックには ダグラス・ゴードンによる映像が流れる。 
マンレイを彷佛とさせるような
シュールな 目 の映像(アルバムジャケットと同じ)だ。

演奏が始まる。

舞台イメージとしては
ジョン・ケイルとルー・リードの 「Songs For Drella」が思い浮かんだが

第一部は まさに 一人歌劇。

延々と 天才的なピアノを弾きながら すばらしい歌声で 歌い上げる。
彼のオペラ好きは ファンの間では知られていることだが
ほんとうにオペラでも鑑賞しているような錯覚をうけるほど 圧倒されるすばらしさだ。
(ほんもののオペラ観にいったことないけどね。。)

得も言われぬエネルギーが会場を駆けめぐる。

長い一曲が終わるごとに、思わず拍手を送りたくなるのをぐっと堪える。
きっと誰もがそうだったように。

第二部からは 拍手も歓声も解禁。 好きなように鑑賞してくださいとアナウンスが入る。

半ば、感情を押さえ込まれたような状況になっていた観客たちは、
第二部が始まると同時に 怒濤のごとく歓声をあげる。

それはもーすごかった 笑。 

もちろん 自分も 吠えました。

衣装を着替え、ピンクのスカーフにオレンジ色の豹柄のパンツ、黒いTシャツといった 
カジュアルな姿で登場したルーファスは 
さきほどとは打って変わって
豊かな表情と 明るい くったくない笑顔で 投げキッスをしながら


さっきはー あのダークなノリの中ー 僕の頼みを聞いてー 静かに聴いてくれてありがとう!

みんな もーさいこうっ! 


と おねえ言葉全開で あいさつがはいる。 フレンドリーで ほんとうに愛らしい。


日本にきていっちばん最初にやったことはー ショッピングー!(両手挙げて満面の笑顔)

このオレンジのパンツ買ってー Tシャツとー スカーフとー 今日着てる服ぜーんぶ東京で買ったのー!

このパンツなんてー ジャパンで買ったからー ジャパンツー なんちゃってー


という駄じゃれも交えながら ほんとうによくしゃべる 笑。


愛すべき人だ。


今でこそ 天才と称され 世界中で愛される シンガソングライターではあるが
その昔
今は亡きジェフバックリーへの激しい嫉妬に苦しんだ時期があるとも語っている。

自分と対峙し、苦しい時期を通り抜けてきた人というものは
愛にあふれているものだ。

ルーファスも例外でない。

それは 彼の音楽に すべて映し出されている。

ジェフの死から7年後に発表された「Memphis Skyline」は、
ジェフ・バックリーの死後 その魅力に気づいたルーファスが
ジェフへ捧げた曲だ。

ルーファスは、最初は彼を心から憎んでいたとまで語っているが、
偶然の出会いが彼の心に変化をもたらしたそうだ。

ジェフの「Hallelujah」を聞いた衝撃を、
ハムレットのオフィーリアを引き合いに出しながら、
取り返しのつかないこと、
彼と二度と共演できないことを 嘆いている。

ピアノと最小限のストリングスで奏でられるこのレクイエムは
名作『Want Two』のなかでも一際儚げな美しさを持った曲。

今回 わたしも大好きなこの曲も
ハレルヤも 
当然の如く演奏された。

会場は感動の渦で
アンコールにかけては終始スタンディングオベーションだった。

ほんとうに神々しいと言う言葉が腑に落ちるような うつくしい すばらしいステージで

しばらく腰がたたなかった。

いまだ、あの感動が続いていて 何をしていても わくわくしている。

いろんなことを イメージ通りに運んでしまう 魔法に触れたような

そんな感じだ。




Foolish Love


memphis skyline

music comments(0) trackbacks(0)
スポンサーサイト
- - -
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://emcopain.jugem.jp/trackback/302
<< NEW | TOP | OLD>>
Save the 下北沢